フェイシャルエステを受けたあとの洗顔・スキンケアのやり方

 

フェイシャルエステの当日は美容成分の効果がなくなってしまうので洗顔をしない方が良い、と思っている方もいらっしゃるかと思います。

 

実は、フェイシャルエステ後はお肌のためにも洗顔をした方が良いです。

ここでは、フェイシャルエステ後の洗顔について、スキンケアで気を付けることなどについて解説します。

 

フェイシャルエステの一般的な流れ

フェイシャルエステの施術にはさまざまなメニューがあり、サロンによって流れは異なりますが、ここでは一般的な流れをご紹介します。

 

クレンジング・洗顔

クレンジングと洗顔でお顔の汚れを落とします。

 

クリームやスチームを使って毛穴に詰まった汚れや古い角質などを取り除くため、自宅でのクレンジング、洗顔よりもしっかりと汚れを落とすことができます。

 

マッサージ

マッサージでお顔のコリをほぐし、血行を促進することで肌のターンオーバーを整え、顔全体を引き締めるなどの効果が期待できます。

 

パック

パックでお肌に必要な水分や美容成分を補給します。

 

仕上げ

化粧水や美容液などでお肌を整えます。

 

フェイシャルエステ後のお肌の状態

フェイシャルエステ後のお肌の状態は、マッサージや美容機器による施術でいつもより血行が良くなっています。

 

また、肌が多少の刺激を受けて敏感な状態です。
エステサロンではプロ向けの化粧品や美容機器を使った施術が行われるため、ホームケアよりも肌が刺激を受けやすい場合があります。

 

そのため、肌が敏感になりやすく、乾燥しやすい状態になっている可能性があります。

 

フェイシャルエステ後の洗顔

フェイシャルエステの当日は洗顔をした方が良いのですが、いくつか注意点もあります。

 

肌の汚れを落とすために就寝前の洗顔は必要

エステ当日でも就寝前は洗顔をすることをおすすめします。

 

理由は、エステサロンからの帰り道にホコリがどうしても肌につくためです。
また、施術から時間が経ては皮脂が分泌され、汗もかいています。

 

洗顔をしないまま寝てしまうと、汚れが一晩中肌に付いたままとなり、皮脂が毛穴を塞ぐなど、エステの効果を持続させるどころか肌トラブルにつながる可能性もあります。

 

エステ当日は就寝前に洗顔を行うようにしましょう。

 

強い洗顔や時間のかけすぎはNG

フェイシャルエステの当日の洗顔は普段通り行って問題ありませんが、肌が敏感になっていますので強い洗顔や長時間の洗顔は行わないようにします。

 

肌に優しい洗顔料を使い泡で洗うようにし、洗顔後、そっとタオルで水分を吸い取るように拭くことがポイントです。

 

ハーブピーリングの施術後の洗顔には注意が必要

エステの施術のなかでも、特にハーブピーリングを受けた場合は当日の洗顔についてエステティシャンからの案内があります。

 

ハーブピーリングは天然のハーブパウダーを肌に塗り、有効成分を肌に浸透させます。
ハーブピーリングの浸透力を高めるため、当日から数日間の間は洗顔をせず、専用の化粧品でケアします。

 

施術後のケアについてはエステティシャンから説明を受け、いつから洗顔が可能か確認することが必要です。

 

フェイシャルエステ後のスキンケア

しっかりと保湿する

フェイシャルエステのあとはしっかり保湿をすることでお肌が良い状態を保つことができます。
化粧水はコットンを使い丁寧に保湿し、乳液、クリームでうるおいを閉じ込めます。

 

特に乾燥肌の方は施術後にいつもより乾燥することがありますので、しっかりと保湿をすることが大切です。

 

また、体内に水分を取り込むためにこまめに水分補給すると効果的です。

 

自宅でのパックやマッサージはお休みする

フェイシャルエステ当日は自宅でのスペシャルケアは不要です。
刺激の強いパックやマッサージ、美顔器はお休みしてください。

 

エステの施術で肌は刺激を受けていますので、当日は肌を休ませることが大切です。

刺激の少ないスキンケア用品を使い、しっかりと保湿してシンプルなケアを心がけます。

 

紫外線対策をする

エステのあと、明るい時間に帰宅する場合はUVケアが必要です。

 

プロにお手入れしてもらったあとのお肌は余分な角質が取り除かれた状態です。
透明感がアップし、ざらつきが解消されていますが、その分、紫外線からの影響を受けやすくなっています。

 

エステのあとは何も肌にのせたくない、という方も多くいらっしゃいますが、日焼け止めクリームは塗ることをおすすめします。
日焼け止めクリームは石鹸で落ちるタイプのものを使い、帰宅後にはオフするようにしましょう。

 

フェイシャルエステ前の注意点

顔剃りは避ける

顔剃り・シェービングは化粧のりが良くなり、スキンケアの浸透も高まるため、最近ではプロによるシェービングをしている人も増えています。

 

シェービングは肌に刃を当てていますので、少なからずお肌に刺激を与えています。
専門店でシェービングをしたあと、1週間程度はエステの施術は避けた方が良いでしょう。

 

脱毛の施術は避ける

レーザー脱毛のあと、1～2週間は施術を控えた方が良いでしょう。

 

脱毛の施術は肌に刺激を与え、軽いやけどのような状態になっていることもありますので、さらにエステで肌に刺激を与えてしまうと肌トラブルを起こす可能性があります。

 

また、同様にコラーゲン注入、ヒアルロン酸注射などを受けたあともフェイシャルエステは控えた方が良いでしょう。
クリニックやほかのエステサロンでの施術など、お肌に特別なケアを行っている場合は、事前にサロンへ相談しておくと安心です。

 

マツエクをしている場合は事前に伝える

マツエクを装着している場合、施術前に伝えるようにしてください。

 

施術ではマツエクのグルーが取れやすい化粧品を使うこともあります。
目元のお手入れをする際、マツエクが少量取れてしまう可能性もあるので注意が必要です。

 

フェイシャルエステ後はお肌に負担をかけないケアが大切

フェイシャルエステ後の洗顔やスキンケアについてご紹介しました。

 

施術のあとはお肌が敏感な状態になっていますので、刺激の少ない洗顔料で優しくていねいに洗い、スキンケアも保湿を中心としたシンプルなものにすることが大切です。

 

効果を長持ちさせるためには、自宅でのケアを続けながら定期的にエステを受けることをおすすめします。