フェイシャルエステの持続期間と美肌を保つための適切な頻度・注意点

 

美肌や小顔、アンチエイジングなど、さまざまな効果が期待できるフェイシャルエステはどれくらいの持続期間があり、どれくらいの頻度で通えば良いのでしょうか。

 

今回は、フェイシャルエステの持続期間と美肌を保つための適切な頻度、フェイシャルエステの頻度に関する注意点などについて解説します。

 

フェイシャルエステの持続期間

フェイシャルエステの効果の持続期間は、施術の内容や肌の状態によって幅がありますが、一般的には2日～1週間程度とされています。

 

これは日常生活のなかで紫外線や排気ガスなどの環境によるダメージを受けたり、間違ったスキンケアを行うことなどが原因となり、肌がもとの状態に戻っていくためです。

 

効果を長く持続させるには、定期的にエステを受け、ターンオーバーとバリア機能が正常な状態に近づけることが大切です。

 

フェイシャルエステは2週間に1回がおすすめ

フェイシャルエステは2週間に1回の頻度で通うと効果的とされています。

 

既に定期的にフェイシャルエステを受けている方や肌の調子が良い方は月に1回のペースでも良いですが、肌の調子が悪かったり初めてフェイシャルエステを受ける方は肌の状態が落ち着くまでは2週間に1回の集中ケアがおすすめです。

 

エステで定期的にお手入れを続けてお肌の調子が整ってきたら、少しずつ間隔をあけていき、最終的に月に1回程度メンテナンスをしていくと良いでしょう。

 

目的別フェイシャルエステの頻度の目安

フェイシャルエステの頻度の目安はエステを受ける目的によっても多少異なります。

 

美肌効果を得たい

美肌効果を目的としている場合は最初の3カ月間は2週間に1回のペースで通い、集中的にケアを行うのがおすすめです。
この期間の集中ケアで肌のターンオーバーを整え、肌のバリア機能を正常な状態に近づけます。

 

3カ月目以降は肌の状態をチェックしながら1カ月に1回のペースでメンテナンスを継続していきます。

 

小顔を目指したい

小顔効果を得たい場合は、最初の3カ月間は週に1回のペースで顔の筋肉をほぐし、顔に溜まった老廃物を排出してむくみを解消させます。

 

3カ月目以降、老廃物が溜まりにくくなったら2週間に1回のペースで小顔の状態を保ちます。

 

癒されたい・疲れを取りたい

日々の疲れを癒したい方やリフレッシュ目的でフェイシャルエステに通う場合は月に1回のペースで通うことで心身のリラックス効果が期待できます。

 

疲れなどにより肌のターンオーバーが乱れ、肌の状態が悪くなっている場合は肌が落ち着くまでは2週間に1回のペースに増やすという方法もあります。

 

フェイシャルエステに通うタイミング

ターンオーバーに合わせる

フェイシャルエステのタイミングは肌のターンオーバーに合わせると効果的です。

 

肌細胞は20代では約28日間で生まれ変わり、新しい肌細胞が下から古い細胞を押し上げ、古い細胞は垢として自然に剥がれ落ちていきます。

 

ターンオーバーは加齢や不規則な生活習慣により周期が乱れやすく、肌荒れや肌のざらつきにつながりやすくなります。

 

年代ごとのターンオーバーの目安は以下の通りです。

10代…約20日
20代…約28日
30代…約40日
40代…約55日
50代…約75日
60代…約90日

 

ターンオーバーに合わせてエステに通うことで肌に残った古い角質が取り除かれ、ターンオーバーを正常化させる効果が期待できます。

 

生理後一週間以内にエステを受ける

フェイシャルエステの効果的なタイミングの1つに「生理後1週間以内」があります。
生理のあとはホルモンバランスが安定して新陳代謝が活発化しているためです。

 

このタイミングでエステを受けることでエステの効果を実感しやすくなります。

 

フェイシャルエステの頻度が少なすぎると効果が薄れてしまう

フェイシャルエステの間隔をあけすぎてしまうとエステの効果が完全になくなってから次の施術を受けることになり、毎回初めてエステを受けているようなお肌の状態になってしまいます。

 

これではエステの効果が肌に届きにくくなり、エステに通っているのになかなか効果を感じられない、という状態になってしまいます。

 

頻度が少なすぎると効果を実感しにくくなってしまいますので、特に最初のうちは集中的に通うことをおすすめします。

 

フェイシャルエステの頻度が多すぎると肌に刺激を与えすぎてしまう

エステに通う頻度が少ないと効果を感じにくくなりますが、だからといって通いすぎもかえってお肌に良くありませんので注意が必要です。

 

フェイシャルエステの施術によりお肌は刺激が与えられています。
頻繁にエステを受けて刺激を受けすぎると肌トラブルが発生する可能性があります。

 

エステ当日から数日のうちはほかのフェイシャルエステを受けることはもちろん、自宅で刺激の強いお手入れをすることは避けましょう。

 

施術日当日は自宅ではスペシャルケアはせず、しっかりと保湿をして肌を休めることが大切です。

 

ほかにケアを行う場合はエステティシャンに相談

フェイシャルエステを掛け持ちしている場合は、事前にエステティシャンに相談しておき、施術の頻度やタイミングを決めると肌トラブルを避けてエステを受けられます。

 

さらに、家庭用美容機器を使用している場合もお手入れが過剰になってしまう可能性がありますので、事前に担当エステティシャンに相談して使うタイミングや使い方についてアドバイスを受けておきましょう。

 

日焼け後や肌トラブルがあるときはフェイシャルエステは控える

日焼け肌のときこそエステに行きたくなるかもしれませんが、日焼けしているときは肌に過剰な刺激を与えないようにするため、フェイシャルエステもお休みした方が良いでしょう。

 

また、ニキビが炎症していたり化膿しているなど、肌トラブルが起こっているときも施術により悪化してしまう可能性があるため、エステはお休みしましょう。

 

お肌の状態で心配なことがあったら、事前に施術可能かエステに相談しておくと安心です。

 

フェイシャルエステの頻度はエステティシャンと一緒に決める

フェイシャルエステの持続期間と適切な頻度についてご紹介しました。
フェイシャルエステは適切な頻度で通うことで効果を最大限に発揮できます。

 

最適な頻度はお肌の状態によって異なりますので、担当エステティシャンに肌の状態を見てもらいながら目的に合わせて頻度を決めていくのがおすすめです。