-フェイシャルエステで人気のハーブピーリングとは?効果・注意点-

 

 

ハーブピーリングは即効性があり、ニキビやニキビ跡のほか、さまざまな肌悩みに効果が期待できるため、フェイシャルエステでは人気のメニューです。

 

今回は、ハーブピーリングとはどのような施術なのか、ご紹介します。

 

 

ハーブピーリングとは

 

ハーブピーリングは、複数の種類のハーブや海藻類など植物由来の素材を主成分としたピーリングです。

海藻類から精製した棘状成分（スポンジニア）を肌に塗布することで薬剤が肌を刺激し、ターンオーバーや血流を促します。

 

棘状成分により肌はダメージを受けたと勘違いし、内側から活性化して古い角質を押し上げて自然剥離させる効果があります。

 

自然な原料でお肌への負担を避けながらターンオーバーを促すため、エステサロンのフェイスケアを中心に人気が高まっています。

 

 

ケミカルピーリングとの違い

 

ピーリングにはハーブピーリングのほかにケミカルピーリングがあります。

両者の違いは、使用する薬剤や肌へのアプローチ方法です。

 

ケミカルピーリングは酸などの薬剤を使用し、肌表面にある角質を取り除きます。

肌の角層や表皮の上層部に直接働きかけ、角質を剥がれやすい状態にし、肌のターンオーバーを促します。

 

一方、ハーブピーリングは海藻に含まれる棘状成分が肌細胞を刺激し、肌の内側からアプローチして新陳代謝を促します。

 

 

ハーブピーリングの種類

 

ハーブピーリングは大きく、皮膚の剥離があるタイプと皮膚の剥離がないタイプの2種類があります。

 

エステ後の過ごし方やメイクができない日があるなど、注意点が異なりますので自分に合った施術を受けるようにしましょう。

 

 

皮膚の剥離があるタイプ

 

皮膚の剥離があるハーブピーリングは、海藻由来の棘状成分を肌に浸透させ、肌のターンオーバーを促すため、施術中に痛みを感じる場合があります。

 

特徴としては以下のようなものがあります。

 

 

①施術中に痛みがある

②施術当日はメイク・洗顔は不可

③当日～翌日に赤みやむくみが出る

④3～4日後に皮膚の剥離がある

 

皮膚の剥離があるハーブピーリングはエステでの施術後24時間は洗顔を控えます。

また、当日はメイクができません。

さらに、施術から3～4日後に日焼け後のような皮剥けがあります。

 

剥離するピーリングの場合、一般的にダウンタイムは1週間ほどとる必要があります。

一方で、即効性があり肌の改善に高い効果を感じるという方も多いため、ダウンタイムが取れる方や高い効果を実感したい方におすすめです。

 

 

皮膚の剥離がないタイプ

 

剥離がないハーブピーリングは、生薬や漢方の成分などを使用し、棘状成分が少ないものを使用しています。

 

痛みを感じたくない方や、ダウンタイムを取りたくない方に向いています。

 

特徴には

 

①施術中の痛みが少ない

②施術当日からメイク・洗顔が可能

③赤みやむくみが発生することが少ない

 

などがあります。

 

皮膚の剥離のないハーブピーリングは、肌に優しくピーリングをしたいという方におすすめです。

 

しかし、剥離タイプに比べて即効性があまりないため、継続してエステに通って施術をしていき、ターンオーバーを促す必要があります。

 

 

ハーブピーリングはエステサロンで受けた方が良い

 

ハーブピーリングの薬剤は市販のものもあり、自宅で手軽にハーブピーリングができます。

確かにエステサロンよりも安い費用で自宅で好きな時間にできるというメリットはありますが、プロのエステティシャンが施術するのに比べて効果が出にくかったり、市販の薬剤はエステサロンのものにくらべて効果が薄いなどのデメリットがあります。

 

また、市販のものを使って肌トラブルを起こすケースもありますので、お肌の状態をプロにチェックしてもらったうえで施術できるエステサロンの方が安心して高い効果を得られます。

 

 

ハーブピーリングで期待できる効果

 

ニキビ・ニキビ跡の改善

 

ハーブピーリングの代表的な効果としてニキビ、ニキビ跡の改善があります。

 

ターンオーバーが正常に機能していないと、お肌が生まれ変わる力が弱まり、古い角質が剥がれ落ちずに肌の上に蓄積され、ニキビやニキビ跡になりやすくなります。

 

ハーブピーリングで健やかな肌細胞を作りながら、安定したターンオーバーを繰り返し行うことで、ニキビの原因菌であるアクネ菌の排出も促し、ニキビができにくい肌へと導きます。

 

 

シミ改善

 

シミはターンオーバーが衰えてシミの原因となるメラニン色素が表皮に過剰に蓄積されることによって発生します。

 

ハーブピーリングは肌のターンオーバーを活性化するので、表皮に蓄積されたメラニンが新しい細胞に押し上げられ、排出することによりシミが改善されます。

 

 

毛穴改善

 

肌の新陳代謝が衰えると、肌のきめが乱れて毛穴が開いてしまいます。

ハーブピーリングで肌の代謝がアップすると、肌がふっくらとし、毛穴が目立ちにくくなります。

 

 

シワ・たるみ改善

 

ハーブピーリングは肌の代謝アップだけでなく、血液やリンパ、筋肉に刺激も与えます。

 

そのため、シワ、たるみの改善効果が期待できます。

 

 

透明感のあるツヤ肌へと導く

 

ハーブピーリングでターンオーバーを整えると、コラーゲンの再生を活性化します。

そのため、くすみが改善され、透明感のあるツヤ肌へと導きます。

 

 

ハーブピーリング施術後の注意点

 

ハーブピーリングの施術後にはいくつかの注意点があります。

エステサロンでも案内があるかと思いますが、次のような点に注意して過ごしましょう。

 

 

UV対策をしっかりと行う

 

ハーブピーリングはターンオーバーを促し、古い角質を剥がして新しい肌への生まれ変わりを助ける施術です。

しかし、古い角質が取り除かれたとき、肌は無防備な状態になります。

 

施術後はしっかりとUV対策をして紫外線から肌を守りましょう。

 

 

保湿をしっかりと行う

 

ハーブピーリングを受けると一時的に肌を保護している皮脂膜がなくなり、肌のうるおいが蒸発しやすい状態になります。

 

スキンケアでは化粧水で水分を補給したあと、クリームで蓋をしてうるおいが逃げないようにしましょう。

 

 

剥離中は無理に剥がさない

 

皮剥けが起こっているとつい剥がしたくなってしまいます。

しかし、無理に剥がすと肌に負担がかかってしまいます。

剥離中は顔に触らないようにしましょう。

 

 

摩擦や刺激に注意する

 

施術後2週間は摩擦に注意が必要です。

クレンジングや洗顔は優しく、手早く済ませるようにしてください。

 

 

専用の化粧品を指定される場合がある

 

薬剤の種類によりますが、施術後は専用の化粧品を指定される場合があります。

その場合は指定された化粧品でスキンケアをしましょう。

 

 

肌の再生をしたい方はハーブピーリングがおすすめ

 

ハーブピーリングは自然由来の成分で肌の新陳代謝を促し、肌を再生する施術です。

即効性があり、さまざまな肌悩みに効果的です。

 

特にニキビやニキビ跡、年齢肌にお悩みの方は一度エステサロンでハーブピーリングを受けてみてはいかがでしょうか。